Mi Notebook Airを1週間使い倒した

Xiaomi初のラップトップMi Notebook Airを購入しましたので写真中心に紹介していきます。もし何か質問がありましたらコメント欄にお願いします。

 

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今までMacBook Air (11-inch, Late 2010) - 技術仕様を使用していたのですが今回は初めてWindowsのPCを購入しました。新しいPCを購入した理由は大きく2つあります。

  • そもそもMacの動作が遅すぎた。Chromeで2つほどタブを開くとスクロールがもたつき3つほど開くとバックグラウンドの読み込みが止まる。(恐らくハードウェアの限界。クリーンインストールは試みた)
  • 複数人で画面を見るときに少し小さく感じる。またTFT液晶のため視野角がとても狭いため見づらい。(11インチより大きいサイズでIPS液晶が良い)

これらの理由から新しいラップトップの購入を検討することに。CPUはCore i5以上、RAMは4GB以上、ROMはSSD256GBを最低条件として比較検討したPCは以下の4種類。

 

Surface系統はキックスタンドが場所を取るということ、Surface Bookは値段とデザイン性(閉じたときに隙間ができる)より候補から外しました。Dellやhp、Acer各社も魅力的な商品を出していますが今回は独断と偏見により除外しました。

 

OSに関してですが上2つがMacintosh、下2つはWindowsがインストールされています。(Xiaomiに関しては中国版だが) ここ6年間Macを使用してきてMacだから良かったという場面は数回しかありませんでした。XcodeWindowsのものより使いやすいと感じましたしiMovieの直感操作おかげで動画編集も少し興味が出てきました。むしろWindowsがないと困るという場面に遭遇することが多かったのです。Officeの互換性がいまいちでMacで作成したレイアウトが崩れたり、大学の推奨するソフトがインストールできなかったり。またAndroidからMacへのファイル転送はFinderではなくAFTという外部ソフトを使用しなければいけません。

技術的な用途に使う方だとMacのほうがいいのだと思います。映像編集だったりコーディングだったり。実際デザイナーはMacを使っている方が多いです。自分の用途にはWindowsで十分だと感じました。6年前の自分がMacを選んだ理由はデザインから。当時はあの薄さで実用的なPCはなかったですしWindows 7もOSの直感性という点ではMacには遠く及びませんでした。現在この差は微々たるものでしょう。デザインは薄く軽いPCが増えトラックパッドは実用的になり直感に沿う動作をするようになりました。

 

以上の点より今回はWindowsを選択しました。ZenbookとMi Notebookで決め手となった要素は外部ポートの拡張性です。HDMIポートやUSBのタイプAを備えており現段階ではこちらのほうに優位性を感じました。将来的にはHDMIもUSBもタイプCに置き換わる時代が来るかもしれませんが。

 

長々と理屈を話してしまいましたがこういう経緯で購入しました。使ってみて1週間が経ちますが現段階での不満はひとつだけです。

それではPCの紹介に入ります。

 

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冒頭の写真の通り上部にはロゴがなくシンプルなデザインになっています。各社PCにはメーカーロゴがあり一目でどこのメーカーかわかりますがこのPCはわかる人にしかわかりませんね(笑)

 

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一見Macに見えなくもないですが、キーボードの色がシルバーなのが特徴です。黒でないことでホコリが目立ちにくいという利点があります。ディスプレイ側にはMiというメーカーロゴが入っています。

 

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排熱溝がヒンジ部にあるため膝上で使っても熱くなりにくいのも強みでしょうか。Macでもこのような仕様になっていた気がします。

 

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以下Macとの比較をしていきます。所有しているMacMacBook Airの11 インチとMacBook Proの13インチディスクドライブ付きモデルです。写真は上からMBA11インチ、MiNotebookAir、MBP13インチです。ベゼルが狭い分ディスプレイサイズに依らずコンパクトですね。

 

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MBPとMiNotebook Airのキーボードを比較しました。キーストロークはMBPのほうが深いです。ただ個人的にはこれくらいのストロークでも打ちやすく感じます。言うまでもないですがMacbookのバタフライキーやZenbook 3のキーよりは格段に深いです。

 

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こんどはMBAとの比較。ベゼル幅が細いことと黒いことからMiNotebookのほうがより画面が引き立って見えます。ただキーピッチが11インチより広く慣れるまではタイプミスが目立ちそう。またMiNotebookはUSキーしか選べないためそれが気になる人は厳しいかも。

 

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トラックパッドの比較。手前は11インチMBAとなります。それよりはわずかに広くなっていますが今のトレンドから比較すると並という感じでしょうか。トラックパッドの操作性を重視する方は面積が広いMBPなどを使われるといいと思います。

 

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最後に左からの構図で重ねてみました。たしかにMiNotebookは薄いですがAirには叶いませんね。一方でディスクドライブ有りのMBPに比較するとかなり薄くなっています。今回比較している2機種はどちらも旧モデルにあたるため想像しづらいかもしれません。MiNotebookのサイズとしてはMacBook Proの2016年モデルがかなり近いようです。

 

Windowsに乗り換えて1週間経ちましたが未だに不満はひとつしかありません。1つというのがトラックパッド。モダンUIを採用しているソフトだと直感的な操作ができるのですが、従来のWindowsのUIを採用しているソフトだとスクロールがスムーズに動作しません。スクロールを進めてからわすまかに遅延が見られます。ソフト的な面だと思われますので改善されるとありがたいな。

逆にそれ以外にはこれといった不満が見つからないのがすごいです。懸念していたバッテリー持ちとヒンジのゆるさというのは感じませんでした。バッテリー持ちに関してはブラウジングを主に利用していますが5,6時間は持ちます。それ以上は使い切ったことがないためわかりませんが。

 

総評価としては非常に満足です。国内販売も期待しています。